父へのお参り
- noriko iwakawa
- 6 日前
- 読了時間: 2分
遅れてしまいましたが、ブログ更新です。

父へのお参りに如水館の卒業生の方が来てくださいました。
お忙しい中ご遠方よりわざわざ足を運んでくださり、ありがとうございました。
その方は初めて甲子園に行った時のメンバーの方です。
本当にご立派になられていて、
父はきっと喜んでいますね。
たくさんのお話を伺ったのですが、その中で印象に残った話を一つ。
選手何人かでケーキを食べに行った時の雑談で、
誰にも負けないことはあるか、と聞かれたそうです。
その時父は「ワシには、『球運』がある」と言ったそうです。
野球の神様がついていて、試合の中で1回だけ、
(ここだけなんとかお願いします!)
と神様にお願いすると、それは絶対に叶う、のだそうです。
すごい!
『球運』を発動させるには、日頃の行いが大切です。
ゴミが落ちていたら拾う、
人に優しく、困っている人を助ける、、、、、
と挙げればきりがないですが、
そうやって徳を積んでいたのでしょうか。
生前いつも「ワシは運がええんじゃ」と言っていました。
それは本当に何度も何度も聞きました。
そして普通の人なら凹んでしまうことが起きた時にこそ発動する、
と信じていて、
(よしよしこれでこの次はもっともっといいことがある)
と落ち込むどころかワクワクしていたのです。
心の奥ではもしかしたらへこんでいたのかもしれないのですが、
表面的には微塵も感じさせませんでしたね。
如水館を辞めさせられた時もそうでした。
辞めさせられたけど、さあ今度はどんないいことがあるのかな、
なんて思っていたのかもしれません。
竹原に引っ越し、毎日うちに通ってきているうちに、
竹原高校野球部監督の話になり、
Youtubeを始め、それがいろんな方の目にとまり、
新しい本が出版され、80を過ぎて現役で甲子園を目指して指導ができたのです。
ミラクルですね。
今日来られた如水館OBの方が言われていたのは、
今の歳になって、
(ああ、あの時の言葉はこのことだったのか!)
と監督の言葉がわかってくるそうです。
その方も素敵です。
唯一無二の父の教えは直接会って話した方には、
直伝で伝わっているとは思いますが、
もし、私も聞きたかったという方、
また聞きたいという方は、
Youtubeにある『迫田監督野球チャンネル』で、
いつでもどこでも見ることができますので、
どうぞご覧になってください。
楽しそうにいろんな話をしています。

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